今年の昴は、5月のザ・サード・ステージ公演が最初になります。
昴ザ・サード・ステージは1981年に劇団員の鍛錬の場として劇団に誕生、本公演と並行し翻訳劇や日本の名作、時には実験的な舞台も上演しながら舞台を重ね、創り続けてきました。ザ・サード・ステージメンバーの劇団員が一丸となって公演に係わる制作やスタッフの仕事等も分担し、企画から上演までを行う形の公演です。
今回の上演で39回目、中島淳彦氏の作品『フツーの生活・長崎編』を北村総一朗が演出いたします。
7月には、宮澤賢治の童話や著作を原作に、菊池准(演劇企画JOKO)が脚本・演出をする『宮澤賢治・宛名のない手紙』の上演です。元々は俳優座劇場プロデュース公演作品だった菊池氏の脚本を、昴が1996・1999年に上演して以来となります。キャストも新たに新演出でお届けします。
10月の公演はアメリカの劇作家で俳優でもあるサム・シェパードの名作、『埋められた子供』。
1979年にピュリツアー賞を受賞した本作の演出は桐山知也氏、昴と気鋭の演出家・桐山氏との初タッグになります。
今年も『クリスマス・キャロル』の巡演が11月15日から始まります。今年は愛知県、三重県、岐阜県、石川県、富山県の中部・北陸地域を巡演。各地の皆様にお会いできますのを楽しみにしております!
以上の今年の昴ラインナップにどうぞご期待ください。 |