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2024年 これからの劇団昴公演
 

2024年の劇団昴の作品のテーマは「家族」。
アメリカ、イギリスの作家が描く家族の物語を上演し、作品世界を通して家族の有り様を問いかけます。 家族との確執、その繋がりの中にあるそれぞれの思いは、日本で暮らす私達にも共通して感じられることだと思います。
この2つの作品で家族が抱える問題やそれぞれの思いに気付き、振り返っていただく時間となればと思います。

2024年昴公演第一弾は、1997年に昴の演出家だった故・松本永実子の訳・演出で上演した作品です。 上演時は『マーヴィンの部屋』というタイトルでした。 今回、田中壮太郎による新訳と演出で、Pit昴で上演いたします。

また10月には『広い世界のほとりに』。 世界的に人気の劇作家となったサイモン・スティーブンスがジョン・キーツの詩をタイトルにした、イギリスのストックポートに住む家族、三世代を描いた戯曲です。 翻訳者の広田敦郎が新たに翻訳し直し、劇団昴と俳優座の演出家、眞鍋卓嗣との初顔合せになる作品です。 隠し潜めていた家族の底深く漂う罪悪感や後悔、家族の繋がりが解体へと進むなかで、家族それぞれの真実を描きます。 久しぶりに東池袋のあうるすぽっとでの上演、どうぞご期待ください。

そして今年の『クリスマス・キャロル』は首都圏各地の巡演公演になります。
演劇鑑賞会・市民劇場での上演、詳細が分かり次第、ホームページ上で皆様にお伝えいたします。



 

○5月24日(金)~6月9日(日)
『マーヴィンズルーム』
会場=Pit昴/サイスタジオ大山第一
作=スコット・マクファーソン
訳・演出=田中壮太郎
Cast
●米倉紀之子/ベッシー
●あんどうさくら/リー
●佐藤しのぶ/ルース
●岡田吉弘/マーヴィン
●赤江隼平/ハンク
●屋鋪琥三郎[児童劇団「大きな夢」]/チャーリー
●磯辺万沙子/ウォーリー医師
●林 佳代子/シャーロット医師
●岩田翼/ホーム長
●白倉裕人/ボブ

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○10月3日(木)~6日(日) 
『広い世界のほとりに』
会場=あうるすぽっと(東池袋)
作=サイモン・スティーブンス
訳=広田敦郎 演出=眞鍋卓嗣[劇団俳優座]

●物語 2004年イギリスの地方都市ストックポート。 家の修理工、ピーターと妻アリスには二人の息子アレックスとクリストファーがいる。ピーターの長男アレックスに恋人が出来、クリストファーの胸はざわめく。ピーターの父チャーリーと母エレンの二人も今の生活に満足しておらず、長年の一緒に生きてきて、かみ合わない綻びを感じ始めている。 ピーターとアリス夫婦、アレックスとガールフレンドのサラ、クリストファーの時間と祖父チャーリーと孫たちの会話がオムニバスのように場面が重なり、それぞれの思いや言葉がすれ違っていく。その中で突然次男クリストファーが交通事故で亡くなる。その死によって今までの家族の関係で言わなかったこと、言えなかったことが夫婦や親子の間で重なりあっていく。悲しみの中でアレックスとそのガールフレンドのサラがロンドンへ出て行き、またピーターの妻アリスがジョンという男に出会う── 悲しみと後悔、怒り。絶望の中で、親子三代の家族はそれぞれ再生することが出来るのか。家族の中で紡いだ時間を重ね、お互いを受け入れることが出来るのか。 ピーターは入院した老父チャーリーへ言う「俺は親父を愛してるよ、本気で言ってるんだ。ときどきは愛してる。ときどきは愛してない。」 仕事の依頼主スーザンがピーターへ詩を贈る。「広い世界のほとりにひとりたたずみ、もの思えば 恋も名誉も無へと沈む」(ジョン・キーツ)



◆2024年 首都圏演鑑連 巡演
『クリスマス・キャロル』
11月21日(木)~12月10日(火)予定
原作=チャールズ・ディケンズ 
脚色=ジョン・モーティマー
訳=石川麻衣  
台本・演出=菊池准[演劇企画JOKO]

Cast 宮本充/伊藤和晃、牛山茂、林佳代子、米倉紀之子、山口研志、市川奈央子、田徳真尚、舞山裕子、矢﨑和哉、笹井達規、他

●上演 NPO法人ちば演劇を見る会/板橋演劇鑑賞会/NPO法人ふなばし演劇鑑賞会/三多摩演劇をみる会/ねりま演劇を観る会/NPO法人町田演劇鑑賞会/松戸演劇鑑賞会/埼玉市民劇場/城北演劇を観る会

◎公演に関するお問合せ=劇団昴03-6907-9220


◇公演中の感染対策について

*予防対策が緩和されましたが、皆様に安心してご観劇をいただく為に、観劇の際は不織布マスクの着用を推奨いたします。
(ご希望のかたには、劇場受付でに不織布マスクをお渡し致しします。)

*咳がある・発熱している等、体調不良のかた、直近に感染したかたとの濃厚接触が確認された方は御来場をお控えください。

*出演者への面会を希望される場合は感染状況によって、お客様にも不織布マスクを装着していただく場合があります。

*楽屋見舞い等は、手作りのもの、生もの等は引き続きご遠慮致します。

祝い花等は会場状況によって受付致します。ご不明な点がありましたら、お手数ですが、劇団事務所へお問合せください。

今年も劇団昴は、お客様、そして出演者・スタッフ共安心して演劇公演を上演し、ご観劇いただくため、感染状況を判断し、対策に努めてまいります。

2024312日現在>

◎感染対策についてのお問合せ
劇団昴 03-6907-9220(平日1118:00受付)

劇団 昴 〒171-0022 東京都豊島区南池袋3-15-13 プリマベラ1階
TEL 03-6907-9220  FAX 03-6907-9230
 
 
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