Ｑ．台本を初めて読んだ時の感想をお願いします。 Ａ．読み終えた最初の感想は、笑える面白いコメディー！　でした。 私は、最初に台本を読むとき、キャラクターに自分を投影させず、 その人物が実在していると信じきって読みます。 ですから、読み終わって笑えたのは、その人物のリアリティーが信じられ、 自分の中にスーッと入り込んで来たことが原因です。 さて、これを自分が演じるとなると… 緻密な演技と台本には書かれていない奥の部分までしっかり造り込まないと、 私が最初に感じた笑いは、舞台上に現れてこないでしょう。これは、やりがいのある台本だぁ！ Ｑ．自分が演じる役をどう感じたか、またどう演じてみたいか教えて下さい。 Ａ．ボブ・フィリップスは、がさつで乱暴、自分勝手だが、無能無教養ではなく 、どこか人懐っこいところもあり、 なんとも憎めない愛すべきキャラクターです。 「どう演じてみたいか？」そうですね…稽古の時は、眉間にシワがよるほど真剣に緻密に役を想像して、 丁寧に造り上げて行きます。 本番になったら、後はボブの魅力を信じて、自分の身体をボブに預けてみようと思います。 さて、天邪鬼なボブが僕に舞い降りてきてくれるかどうか、本番にご期待下さい。
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